八方塞がりの私の日常をその場しのぎで書き溜めております。

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匿名大喜利| Peing -質問箱-

 

代わり映えのしない毎日は

一日は長いが一年は短い。

定年後の夫婦を題材にした小説で見て、ゾクっとした。

 

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毎日する事はなく、ただ飯を食い、ただ眠るだけ。

特段誰からも必要とされず、何も生み出さず消費するだけの日々は憂鬱でなかなか1日は終わらないのだという。

 

 

定年宝くじ当選に並ぶ社会人の夢だと俺は思っている。

 

なぜ宝くじを買うかって、明日生きる金に困ってる人なんてほとんどおらず、結局は仕事を辞めたい、楽をしたいという所に繋がるのだから、突き詰めれば宝くじ当選は定年を早めたいという夢とも言えると思う。

 

そんな5連休を超える希望に満ち溢れた夢、定年を、迎えると思うと言われるマイナスイメージに俺は驚いた。

 

実際ニートも経験し、確かに働かない事のいたたまれなさはあるが、それは社会が働けと呼びかけてくるからで、「休んでいい」と言ってもらえさえすれば、不安もなくなり楽しい日々が待っているはずだ。

でもそんなことは無いらしい

 

 

考えてみると一日は長いが一年は短いという言葉は分からなくも無い

 

今俺は工場の事務仕事をやっているが、その仕事が本当に必要なのか、と思うことも多い。

 

営業時代はそんな事はなかった。

 

フロントで客と話し金を稼ぐ。

俺だから買ってくれる人もいたし、俺でないと出来ない事も沢山あった。

 

でも今は流れの中の1つだ。

上から急にでかいものが流れてくれば有無を言わせず回さないといけないし、大して流れて無くてもとりあえず回り続けないといけない

 

加えてやっている事は回るだけだから、

労力の大小はあれ回る事自体に大きな変化が無い。

 

代わり映えのしない毎日は、1日は長く振り返れば短いのだ

 

 

今日する事は沢山あるのに、一週間前の事は思い出せない

これが今の毎日である。

 

 

 

 

そう思って周りを見ると、みんな必死に自分を保とうとしているように思う。

 

定時後の飲み会、休憩中の雑談、トラブル対応の不満、全部がいつもと違うことを演出している事のように思えてくる。

 

別にそれは悪い事でも無い

事実その仕事が無ければ会社は回らないのだし、演出から生きがいが生まれるなら何も悪くない訳だから...

 

 

 

 

 

 

なんて事を思って、

喫煙所で一人タバコを吸うてたんですよ。

 

なんか3ヶ月経って工場にも慣れて色々変わったなぁとしみじみ思いながらさ。

 

 

「タバコを吸ったらあの書類吐かせるか...」

なんて考えながら昨日の仕事も思い出せずにいるとさ、

喫煙所に住んでるんやないか、って感じのおばちゃん集団の話し声が聞こえてきたんすよ。

 

 

 

いや!ほんまに最近はまだ慣れたけどなぁ...

 

クラブの時の音量で話すおばちゃん集団。

プライベートを自らあけっぴろげにするスタイル。

 

前まで休憩朝の10時半やったやろ!

   30分早なるのはやめてほしかったわー!

 

ほんまやで!そのあと2時間もタバコ吸われへん!

 

 

やっぱりみんなも思ってたんやwと馬鹿笑いするおばちゃん。

 

そういえば休憩が早まった話喫煙所で誰かが話してた気がする。

確かに10時の休憩はいらない。10時半が丁度いい

 

 

 

 

 

ただこいつらの沸点はどうなってんねや?

 

娯楽がな過ぎておかしくなってもうたんか?

 

 

 

 

そんな事を思って事務所に戻ったんですよ。

 

 

 

 

んで定時になって休憩に入ったからまた喫煙所に行ったんすよ。

 

 

いや、ほんまにそうやんな!

 

 

あのおばちゃん達多分住民票移しちゃってるからさ、いつもの場所にいつものように存在してる訳。

 

 

 

 

前まで休憩10時半やったやん!

30分早なるのやめてほしいやんなー!

 

 

 

 

!?!?!?

 

 

 

 

ほんまやで!2時間もタバコ吸われへん!

 

みんなも思ってたんやwと馬鹿笑いするおばちゃん。

 

 

 

 

 

 

こいつら容量2ビットなんか?

 

盗み聞きで人を飽きさせんな。

 

 

 

 

 

 

 

いやまて。

 

 

 

 

 

 

俺は今おばちゃんをバカにしたが、

そんなレベルの話なのか?

 

確かにおばちゃんは昼休憩と今とおんなじ話でおんなじように笑っている。

間違いはない。

 

 

 

でも普通に考えてそんなことがあり得るだろうか?

流石に3時間前とおんなじ話おんなじように笑えるだろうか?

 

いくら記憶力が悪くても、

その話したやん!」と誰かがいいそうな物だし、

話す側も気がつくだろう。

 

それを恥ずかしげもなく、大声で喫煙所で話している。

 

しかも会社で人とほとんど話さない俺ですら漏れ聞こえて知っていた「休憩時間の話」でここまで...

 

 

 

 

 

 

 

そんな...まさか...

 

 

 

 

 

俺はハッとした。

 

状況を繋ぎ合わせると1つの答えが出るではないか。

なんで俺は気がつかなかったんだ。

 

昼も夜も同じ話題

俺でも知ってる「休憩時間」

代わり映えのしない毎日...

 

おばちゃん普通だったんだ。

ただただその時思った事思ったように話していただけ

笑ったおばちゃん達もそうだ。

 

この喫煙所では、

俺だけがおかしいんだ。

 

俺だけが、気づいてしまったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

タイムリープかもしれない。